前回の木工授業では、1日目にノコギリ引き、2日目にかんな掛けを習った。
今日は手工具三種の神器の最後、ノミを習う番だ。
ノコギリ、かんな、ノミさえあれば、俺たちは何でも作れる。

1. あなたの初めての仕口 - 四方留め継ぎ、通しホゾ(指物)継ぎ

最初に習う継ぎ手の仕口には、四方留めと通しホゾ(指物)がある。
四方留めは、組み合わさる部分が長方形で形が同じなので、どの方向からでも開くことができる。
通しホゾ(주먹장)は、人が拳を握ったような形で組み合わされているので、開く方向にしか抜けない。
四方留めはそれほど難易度が高くないので、さっそく通しホゾづくりに入った。

2. 通しホゾを作る手順
通しホゾは、普通はオスほぞを先に作り、その形に合わせてメスほぞを作る。
今回教室に行ったときはオスほぞだけ作ったので、オスほぞを作る手順を簡単に手描きでまとめてみた。
絵心がないのでラフに描いて、色塗りはジェミナイに頼んだ。
通しホゾで組む2枚の板を合わせて、板の厚み分だけ線を引く。
1で引いた線を半分に分割する。
2で引いた線を横方向に分割する。作りたいオスほぞの数×2だけ印を付ければよい。
自由角度定規を使って線を引く。角度は7〜10度が一般的とのこと。
スコヤを使って、4で引いた線を裏側に回して写す。線がずれないように注意。
切り落とす部分に斜線でマーキングしてから、ノコギリで切る。線をオーバーして木材を切らないよう、できるだけ線に近いところを引き切りする。
ノミを使って、引いておいた線にぴったり合うように削る。
オスほぞの完成。

メスほぞの制作も、オスほぞと大きな違いはない。
違いは、作ったオスほぞを使って下書きをし、内側で削り取る部分が斜めになっているくらいだ。
そして2つのほぞを仮組みしてみてから、ボンドを塗ってクランプで締めればよい。

3. 実際に作ってみる
以前ノミを使って通しホゾを作ったときは、木が木目に沿ってバリバリ裂けて、穴があくことが多かった。
実はノミがきちんと研磨されていない状態だったのだ。
今回はAliExpressで安いノミを1本買い、8000番まで研いでから持って行った。

そんなに良い工具ではないが、一生懸命研いだらそこそこ鋭さが出た。
一所懸命に通しホゾの線を引いてから削っていった。

木が乾燥しすぎていて、繊維が塊でベリッと裂けてしまうときは、水かアルコールを少し吹きかけるとよいと教わった。
水やアルコールを吹きかけると繊維が粘り強くなって、仕上がりが少し良くなる。
4. 感想
以前通しホゾに挑戦したときは、とにかく難しいだけだったが、ノミを一度しっかり研いで持って行ったら、難易度がぐっと下がった。
ヤスリで削っていたときは「ふくらみ(段差)」が出てしまったが、今回の通しホゾはまったくふくらみがなく、きれいに仕上がって満足だった。
家で箱を作りながら、別途練習してみようと思う。






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